ガラス製λ/4波長板(開発品)
2024/08/05
λ/4波長板は直線偏光を円偏光に、または円偏光を直線偏光に変換する光学素子です。
複屈折をもった材料でできており、「光アイソレータ」や「偏光干渉計」などに使用されます。
当社の波長板は、金属粒子を分散させたガラスを引き伸ばして複屈折をもたせた材料
「Pol-1」を使用したゼロオーダーのλ/4波長板です。
位相差λ/8のプレート2枚を組み合わせた構造になっています。
当社のガラス偏光子 「GlapolaⓇ」 の製造ノウハウを活用しており、
無機材料のみから成る、耐熱性に優れた波長板を比較的安価に提供いたします。
ARコートの他、バンドパスフィルター等を蒸着する事も可能です。
マウントの有無にも対応いたします。
製品名 | λ/4波長板(中心波長633nm) |
材質 | Pol-1 (当社オリジナル硝材) |
厚さ | 0.7mm ± 0.1mm (x2枚) |
位相遅延公差 | ±λ/20 |
AR | ノーコート (ARコートの蒸着にも対応いたします) |
表面品質 | 20-10 (S/D) |
面精度(透過波面) | λ/4 @632nm |
並行度誤差 | 1分 |
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